dimarts, 3 de maig de 2011

Sant GaudenciアドリアとShhhhhの音楽噺

ルンバ・フェスタの主催者Adriàアドリアは、ルンバ好きが集まったグループSant Gaudenciの一員としてDJからImpagaosのマネージメントまで、ルンバの世界で幅広く活動中。かたや、エココロの記事を執筆したShhhhhDJやCDの企画・ディストリビューションなどで、日本のワールド・ミュージックの現場ではその名を知られる人物。今回はそんな二人の立ち話をちょっとだけご紹介します。
アドリア撮影2ショット
Shhhhh(以下S):日本はここからすごく遠くにある国だけど、音楽一緒に楽しむ風景っていうのはここバルセロナと同じ。今日ルンバのフェスタを実際に目にしてみて、僕のめざしてる日常と変わらないと思ったし。これは、世界中どこでも変わらないね。 
Adrià(以下A):本当にそうだと思うよ。スペインにもロック・シーン、レゲエ・シーンなど、いろいろあるしね。中でも、ルンバ・カタラーナの世界はまだ小さいから、ちょっとでもその世界に足を突っ込むと、あっという間に全員知り合いになれる。同じ趣味の人と会うのも早くて簡単だから、余計に興味深いんだよね。 
S:ルンバ・カタラーナっていうのは、君たちのルーツミュージックのひとつと思っていいのかな?
A:全くその通り。地域にはそれぞれの民族音楽があって、カタルーニャにはサルダーナ(手をつないで輪になって踊るカタルーニャの民族舞踏)のほかにもルンバ・カタラーナがある。同じようなギターを使うフラメンコが南スペイン、アンダルシアにもあるけど、ルンバ・カタラーナはそれとは違うもの。フラメンコよりもルンバの方が優れているとかいう問題ではなくて、カタルーニャ独自の文化なんだ。 
S:日本だと日本のルーツ・ミュージックで、日常的でこうやって遊ぶことってまずないんだよね。だからルンバの状況がすごく新鮮に感じられる。週末みんなで集まってるところを実際に見れて本当に嬉しい。
A:とは言っても僕たちはまだ少数派。結局、大多数の人はアメリカとかイギリスとかで売れてる音楽を聞いているよ。  
S:ここに集まってるルンバで踊ってる君たちも、他のジャンルの音楽も聴いたりしているの? 
A:もちろんそれ以外の音楽も聞いてるよ。ルンバだけを聞いてるわけじゃなくて、なんでも聴くって。ポップにしてもルンバにしても、同じジャンルを何十時間も聞き続けたら飽きちゃうだろ? ルンバ・カタラーナのDJをやってると、ルンバばかりで飽きないのかって良く言われるんだけど、ルンバだけを聞いてるわけじゃない、他のも聞いてるから大丈夫って答えてる。レゲエとかスカとかも好きで、例えば東京スカ・パラダイス・オーケストラも好き。東京スカ・パラダイス・オーケストラは4年ぐらい前から、毎年のようにバルセロナに来てるけどいつも満員なんだ。
     
S:小さい頃からルンバ・カタラーナを知っていた? 

A小さい頃から知っていたよ。僕は82年生まれで92年のちょうど10歳のときに、バルセロナ・オリンピックがあったから、それでルンバを知ったんだ。長い間カタルーニャの伝統的な音楽といえば、サルダーナだったんだけど、サルダーナはあまりにも伝統的過ぎて、踊るための音楽って感じじゃないんだよね。それに比べてルンバ・カタラーナは圧倒的に踊れる音楽。また、伝統的なも のってちょっと保守的な感じがするけど、ルンバ・カタラーナは、もっと民衆寄りの感じしてすごく好きなんだ。 

でもその頃はそんなことに気がついてなかったから、 ルンバに本格的に興味を持ったのはちょうど3年前ぐらいかな。チャルリ・ブラウン(現在のルンバシーンの立役者ですが、実はスペインのスカ・シーンを創設した人物でもあります。彼についてはこちらも参照ください。)の「カタルーニャで生まれたバンドがスカのいいバンド、レゲエのいいバンド、ロックのいいバンドになって、世界に出て行くっていうのはいいことさ。だけれど、どうせだったらカタルーニャで生まれたものを外に出すほうが面白いじゃないか」って言葉がきっかけだった。  


バルカンの人たちは、俺達にはこんなものがあるんだぞってバルカン音楽を世界に示している。それと同じことを僕たちもカタルーニャの音楽でできるということが、僕にとってすごく新鮮だった。ここで生まれたルンバ・カタラーナがあるんだからね。ルンバ・カタラーナの面白いところは、尚且つ、カタルーニャの外からルンバ・カタラーナをやりに、ここに来る人もいるところだね 

S:僕がルンバ・カタラーナを知ったのも、同じように3年前ぐらいだったと思う。90年代だったらまた状況は違ってただろうね。

A:僕は82年生まれだから90年代まだ子供だった。 

S:僕もほぼ同世代なんだけど、ずっと英米の音楽を聞いて育ってきて。

A:何年生まれ?  

S78年。英米のロックとかパンクとかがすごく好きだったけど、なんか違うんじゃないかっていうか、それに飽きてきていたときに、ルンバ・カタラーナが入ってきた。マヌ・チャオがでかいと思うんだけど。こっちでも、みんな英米系に飽きたから逆にルーツに戻ったのかな?  

A:そういうわけでもなくて、バルセロナも他の地域と同じで、いろんな音楽がある。ルンバをやる人たちも他の音楽をきく必要があるしね。個人的にやっぱりルンバだけでは物足りないな。ルンバ・カタラーナていうのはたくさんある選択肢の中のひとつ。でも自分たちの音楽だと思えるから、僕にとっても特別なんだ!!
この日のルンバ・フェスタの様子はエココロのサイトで。

こちらがサン・ガウデンシが製作したビデオは、毎年12月に開催されるDiada de la rumbaルンバの日2010年の模様です  


リンクに張ったサン・ガウデンシのブログ記事の和訳はこちらを参照ください。