dilluns, 31 d’octubre del 2011

発売中の『旅』11月号にチャチョ登場!

こちらの告知も遅くなってしまってすいません。前回の記事にも登場したChachoチャチョが、現在発売中の新潮社の旅行誌『旅』11月号に掲載されています。この雑誌が今回でなんと通巻1000号。その記念特集『わたしを元気にする63の旅』の中の一つ「バルセロナへの旅」の取材にコーディネータ・通訳として参加しました。この記事を執筆しているのは音楽ライター松山晋也さん。(詳細は公式サイトをご覧ください。また旅は隔月の雑誌なので、11月20日に次号が出るまでは書店にあるはず)。


取材を行ったのは現在も彼が暮らすルンバ・カタラーナ生誕の地ラバル地区。ルンバの王様ペレの幼馴染みで、ルンバ・カタラーナの誕生にも深く関わるチャチョ。とても興味深い話を聞くことができました。

見本誌の送付先の確認が間に合わなかったので、届けに行くことになりました。待ち合わせはもちろん、ペレが常連だったことでも有名なEls Tres Tombsアルス・トレス・トムス。チャチョに行きつけのバルで、ウエイターとも顔なじみ。

どんと1ページに掲載された自身の写真に満足げなチャチョ。
いつも一緒の愛妻ルイサと。「旅」にも二人の小さな2ショットが載っています。
「旅」の記事に関しては、こちらも参照ください。


さて、普通に会ってみるとすっかり好々爺と行った感じのチャチョですが、御歳71歳まだまだ現役。この声量と足さばきを見ていただければ一目瞭然ですね。
本当に生涯現役というか、ルンバが人生そのもののルンベロたちに引退はないんです。定期的に新譜をリリースしているペレに続けと、11月11日チャチョも35年ぶりに新譜を発売します!! 
こちらについてはまた続報をお送りしますので、お楽しみに!

dilluns, 24 d’octubre del 2011

Adeu Papawa-さよならパパウワ

本当にお久しぶりです。またまた更新が滞ってしまってすいませんでした。書きたいネタはたくさんあるんですけど、いろんなことに手を出しているせいでどうにもこうにも時間が。という言い訳はここまでにして、久々の現地レポートです。(といっても、7月始めの話なのですが

Calarumbaパパウワ解散の記事がアップされたのは、奇しくも前回ご紹介したペレのコンサートの日のことでした。それによると、ボーカル・ギターのペレ・レイエス(右)がソロ、ギターのサム・モスケトン(左から二人目)がバンダ・アチリクンクでの活動に専念するために、71日をもってグループを脱退。残ったリカルド・タラゴナJr(左)がパパウワとして活動を続けて行く。最後のステージとなるのはバルセロナ郊外のTerrassaテラサの夏祭りという内容でした。

やっぱりというのがこのニュースを見て最初に思ったことでした。というのも、実は昨年末にパパウワを突然の悲劇が襲っていたのでした。昨年の1224日にメンバーの一人リカルド・バティスタ・タラゴナ(右から二人目でリカルドの父親)が不慮の事故で突然この世を去ってしまったのです。皮肉にも新譜『Toca Madera』をリリースしてからパパウワは再始動、秋からはJazz Sí Clubというラバル地区にあるライブハウスで、毎週水曜日定期ライブが始まった矢先の出来事でした。その後、パパウワの動きがぱったり止まって

というわけで、再び電車に揺られて郊外の夏祭りに出かけました。前回も書きましたが、ルンバ・カタラーナを楽しむには夏祭りがベストのシチュエーション。多少の遠出しても十分にお釣りがくるくらいは楽しめます。ルンバがきっかけで、一泊すればカタルーニャの新しい面を発見する小旅行にもなるし、いいことずくめ。夏にバルセロナに旅行に来る際には、一度お試しあれ。

チャチョ、ペレ・レイエスの兄ラムネにチペン時代の相棒ジョニー・タラデーリャ、その息子ジャック・タラデーリャといった豪華なゲスト陣を迎え、まさにルンバ・オール・スターズといった趣で最後のコンサートが始まりました。
ペレが数曲歌ったところで、チャチョ登場!!

そして、脇でハレオを投げかけてたラムネがステージ中央へ。定番中の定番『Marcha, marcha』で会場は一気にヒートアップ。この曲本当に誰でも知ってますね。

もちろん、ペレのテーブル・パーカションも健在。本当に何度見ても飽きない神業です。

ペレ・レイエスの最愛の息子カンデリも舞台へ。

最後はもちろんみんなで大合唱。

やっぱり楽しく元気に年をとるには、ルンバが一番と再確認した夜でした。