dimarts, 16 de març de 2010

ルンバ講座3『ペレと学ぶベンティラドール』

さて、ルンバ・カタラーナの核とも言えるのが、Ventilador ベンティラドールと呼ばれる独特のギター奏法です。このベンティラドールの生みの親については議論が分かれるところ。前回ご紹介したエル・ペスカイーリャの父ゴンザレス家のアントニオというのが有力説の一つですが、その真偽のほどは定かではありません。あらゆる民衆文化と同じように、誰かがある日突然発明したというのではなく、共同体の中で少しずつ出来上がっていったというのが一番真相に近いようです。

スペイン語で扇風機を意味するこの奏法の最大の特徴は、ギターがメロディーを奏でると同時に全体のリズムを決めるコンパスの役目をすること。弾いた弦を返すその手で本体を叩くという動作を繰り返すことで、ギターがメロディー楽器とリズム楽器の役割を同時に果たします。ルンバ・カタラーナを演奏する人のことをRumberoルンベロというのですが、ルンベロにとって最も重要なのがこのベンティラドールの技術です。

では、若き日のルンバの王様Peret ペレによるベンティラドール講座で、彼の素晴らしい技術をお楽しみください。


ペレ師匠の説明によると、曲に合せてベンティラドールをアレンジしていくので、一曲一曲毎に異なるベンティラドールがあり、何にでも使えるベンティラドールというのはないそうです。叩く場所によって音を変えるところは、打楽器そのものですよね。
  
また、ルンベロは主に立ったまま演奏するにもかかわらず、ロックのギタリストのようにストラップを使いません。それは演奏中にギターを自由自在に動かすため。彼らが演奏する姿を見ていると、ギターがまるで打楽器というか、身体の一部に見えてきませんか。


ちなみに、こちらはフランス製作のドキュメンタリーその名も「Rumba de Barcelona(バルセロナのルンバ)」からの映像です。